開催情報
【期間】2023年2月15日(水)~ 4月9日(日)【開館時間】10:00~19:30(入場は19:00まで)
【入場料】
一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
※上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターをご覧いただけます。
(フィルムシアターは催事により有料の場合あり)
※新型コロナウィルス感染症の今後の状況により、予定を変更する場合もございますのでご了承ください。
【休館日等】月曜日
https://www.bunpaku.or.jp/exhi_matsuri_post/雛人形名品展%E3%80%8023/
会場
会場名:京都文化博物館 2階総合展示室 「京のまつり」webサイト:http://www.bunpaku.or.jp
アクセス:〒604-8183 京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1
電話番号:075-222-0888
概要
底冷えの厳しい京都でも、立春を過ぎると春の気配が感じられるようになりますね。本年も、京都府所蔵の雛人形より選りすぐった名品をご紹介いたします。
雛人形は、紙で作った「形代」(かたしろ)が起源であると考えられています。紙で人の形を作って体を撫でて、いろいろな穢れをこの形代にうつし、災いを免れるよう願ったということです。中国で、旧暦3月3日の上巳(じょうし)の日に、川で身を洗って穢れをはらう習慣があったものをとり入れたものだといわれます。
いっぽう、小さな女の子がお人形で遊ぶのは少なくとも平安時代からあったようで、「源氏物語」に、若紫が人形で遊んでいる場面があります。このお人形遊びと、形代がいつしかいっしょになって、江戸時代初期(17世紀)くらいから、現在のような雛祭の習慣になったといわれています。
時代が流れるとともに、雛人形にはいろいろな様式が現れました。
公家の男女の姿をリアルに表現したとされる有職雛、江戸の人々に愛された古今雛など、それぞれの雛人形の魅力を楽しんでいただけたら幸いです。