• 2020年09月07日

開催情報

【期間】2020年8月22日(土)~10月18日(日)
前期=8月22日(土)~9月17日(木)
後期=9月19日(土)~10月18日(日)
【開館時間】10:00~19:30 (入室は19:00まで)
【休館日等】月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
*9月18日(金)は展示替えのため休室。
【料金】一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*上記料金で、総合展示と3階フィルムシアターがご覧いただけます
(催事により有料の場合があります)
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/yomeibunko10/

会場

会場名:京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
webサイト:http://www.bunpaku.or.jp/
アクセス: 〒604-8183 京都市中京区三条高倉
電話番号:075-222-0888

概要

 京都市右京区に所在する公益財団法人陽明文庫には、平安時代以来の貴重な歴史資料が数多く収蔵されています。陽明文庫は、摂政・関白という朝廷の最高官職に就いた藤原氏五摂家の一つ、近衞家の御蔵を継承した機関で、平安時代から幕末にいたるまでの公家資料の一大宝庫です。
 今回の展示では、これらの収蔵資料の中から、近衞家歴代当主が自ら記した日記と和歌懐紙に注目します。
 陽明文庫には、日本の歴史に迫る上で必須の古記録が多数伝わっています。その最も重要なものの一つが、近衞家の祖であり、約1000年前に栄華を極めた藤原道長の日記「御堂関白記」です。さらに今回は、「歴代関白記」と称される近衞家歴代当主の日記のうち、鎌倉時代から室町時代の自筆日記をご紹介します。
 また、陽明文庫には、折々の機会に詠まれた近衞家当主自筆の和歌懐紙も多数伝存しています。今回は、主に江戸時代の和歌懐紙をご紹介します。
 本展が王朝文化の精髄に触れていただく機会となれば幸いです。