HAPSスタジオ使用アーティストの本山ゆかり(もとやま ゆかり)が参加する展示のお知らせです。

概要

現代美術のポジション 2021-2022
https://art-museum.city.nagoya.jp/position_2021-2022
会期:2021年12月11日(土)~2022年2月6日(日)
会場:名古屋市美術館(名古屋市中区栄二丁目17番25号【芸術と科学の杜・白川公園内】)
休館日:毎週月曜日(1月10日(月・祝)は開館)、12月29日(水)~1月3日(月)、1月11日(火)
「ポジション」は、名古屋とその近隣地域が輩出しているすぐれた美術家を紹介する現代美術展として、1994年に始まりました。6回目となる本展では、洋画・日本画・彫刻・映像・インスタレーションの各分野を基盤としつつ、今後さらなる表現の深化や、枠を超える展開が期待される中堅・若手の美術家たちが、代表作や新作を出品します。既存の価値観や日々の閉塞感から離れて、いまを豊かに生きるための新たな観点と活力を与えてくれる、9人の作品にご注目ください。

プロフィール

《Ghost in the Cloth(ナイフ)》2020年 撮影:澤田華 ©Yukari Motoyama/Courtesy of Yutaka Kikutake Gallery

本山ゆかり(もとやま ゆかり)
1992年愛知県生まれ。2015年愛知県立芸術大学油画専攻卒業、2017年京都市立芸術大学院油画専攻修了。ロープ・アクリル版・布など従来の絵画とは異なる素材を用いて、絵画とは何かを探求する作品を制作している。形態やモチーフ、色といった要素の個々に対する考察だけでなく、絵画を描くとき・見るときにあらわれる地と図、支持体と線図、絵の内部と額縁など、従来の絵画において固定化されてきた種々の関係性に対して批判的に向き合いながら、それらの関係を反転させたりない交ぜにしたりしてみせることで、新しい絵画の姿を掴もうとする。絵画に対して真摯に向き合って練り上げられた作品は、見る人にも絵画への問いを投げかけ、思考することを促す強い喚起力を持っている。
展覧会歴(抜粋)
2015年 個展「O じそうさく」YEBISU ART LABO、愛知
2017年 「Here and beyond」国際芸術センター青森、青森
2018年 個展「東京・占い・ジャーニー」volvo 青山、東京
2020年 個展「称号のはなし」FINCH ARTS、京都
2020年 「task」アートラボあいち、愛知
2021年 個展「コインは二つあるから鳴る」文化フォーラム春日井・ギャラリー、愛知