【内容】
国際芸術センター青森(ACAC)は2001年12月の開館以来、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムを柱に、様々なジャンルのアーティストによる創造と発表の場として活動を続けています。国内外のアーティストと地域住民、学生との交流を重視し、関わる人すべてにとって触発される場となることを目指しています。この公募プログラムでは、アーティストはもちろん、キュレーター、リサーチャー等の文化芸術活動を行う方を対象として、展覧会、パフォーマンス、ワークショップ、トーク等、ACACの環境を活かして行われる活動を、企画段階から、リサーチ、設営、発表の実施、カタログでの記録まで全面的に支援します。滞在期間は、最短2週間から最長約3ヶ月までの選択制です。
新型コロナウイルスという見えない脅威の影響を受け、海外を拠点とする表現者は青森への渡航が難しいことが予想されます。国内移動も以前に比べ注意が必要です。しかし私たちが生きている時間は止まりません。自分が住む場所から見えない物事への想像力を失わないためにも、インターネット等を駆使し、考えられる手を尽くして表現を続けるためのつながりを模索したいと思っています。昨年度のAIRプログラムでも一部をリモートで行った経験や、これまで20年間の活動でACACが培ってきたネットワークも活かしていきます。実際に顔を合わせてのコミュニケーションとは異なる部分、理解しあうことの壁もあるなかで、どのように今ここでつながることが可能か、この時代を生き抜く知としていくために一緒に考えてみませんか。
【公募人数】日本在住でACACでの滞在制作をする方:2-3名、ほか
【事業日程】招聘期間:2021年9月2日(木)―12月8日(水)のうち以下のタームから選択する希望の期間。最短1ターム、最長7タームの選択可。
【締切】2021年3月21日(日)日本時間17:00まで
【WEB】ttp://www.acac-aomori.jp/public/