HAPSで協力している展覧会のお知らせです。
ギャルリ・オーブ(京都造形芸術大学内)にて、1月23日(金)より荒木悠氏、門田訓和氏、加納俊輔氏、金光男氏、彦坂敏昭氏によるグループ展が開催されます。
1月23日(金)と2月7日(土)にはトークイベントも開催されます。

概要

「薮の中」
作家:荒木悠、門田訓和、加納俊輔、金光男、彦坂敏昭
会場:ギャルリ・オーブ(京都造形芸術大学人間館1階)
会期:2015年1月23日(金)〜2月11日(水・祝)
休館日:日曜日、2月4日、5日は休館
時間:11:00~18:00
観覧料:無料
協力:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
WEBサイト:http://www.yabunonaka.black/
内容:芥川龍之介の小説『薮の中』では、ある出来事を巡り目撃者と当事者の証言の食い違いが次々と矛盾と錯綜を引き起こし、事の真相が著しく捉えがたくなる構造を用いて物語が展開されています。このように視点の位置によって物語の見え方が二転三転してしまう状態を、展覧会の枠組みとして置き換えてみるとどうなるでしょうか。
この展覧会では、出品作家のみが知る共通のテーマやモチーフに基づいて構成されています。そこでは、展示されている作品と会期中に行われるトークイベントによって、展覧会の輪郭が明らかになっていきます。
出品作家である荒木悠・門田訓和・加納俊輔・金光男・彦坂敏昭の5名は、それぞれが絵画や彫刻、版画、写真といった特定のメディウムから出発しつつも、結果としてその領域に収まることのない展開を試みている若手作家です。『薮の中』を通して彼らの作品全体を見渡していくことは、作品と作品、作品とそこに立ち会う人をめぐる、新たな関係を体験する場となることでしょう。

関連イベント

トークイベント|1月23日(金)16時〜18時|ゲスト:吉岡洋、仲間裕子
トークイベント|2月7日(土)17時〜19時|ゲスト:沢山遼