地域を変えるソフトパワー刊行記念全国縦断トークツアー
Talk Discussion
加藤種男×菅谷幸弘×須川咲子
加藤種男さんは、AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)の立ち上げに関わり、全国各地のアートプロジェクトのネットワーク形成に大きく寄与してこられました。今回は、日本各地で実施されているアートプロジェクトにまつわるお話をいろいろお伺いする予定です。一方、ホスト側は、東山区に生まれ、住民として「この町でしかできないこと」に一貫してこだわりつづけている菅谷さん。また、縁もゆかりもなかった上京区に2010年私設公民館を立ち上げ、都市型生活者の実験スペースを作ろうとしている須川さん。このお二人に京都という伝統とチャレンジの交差する町での「地域と市民」の取り組み例をご紹介いただきます。
当日は会場からの質疑応答も予定。
地域におけるアートプロジェクトの可能性と課題をみなさんで話し合いたいと思います。
概要
日時:2013年8月24日(土)15:00〜17:00
定員:30名
料金:500円
会場:やすらぎ・ふれあい館 (東山区梅林町576-5)
会場へのアクセス方法は以下会場ウェブページをご覧下さい
http://www.mediawars.ne.jp/fukusi07/query.html
共催:AAFネットワーク実行委員会 picasom
特別協賛:アサヒビール株式会社
助成:アサヒグループ芸術文化財団
予約・問い合わせ:HAPS info@haps-kyoto.com / 075-525-7525
プロフィール
■トークゲスト:加藤種男
1990年以来 、アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ・アートフェスティバルの立ち上げに関わり、同社の文化活動を推進。
2012年より、アサヒグループ芸術文化財団顧問。企業のメセナ活動の旗振り役として、「ニュー・コンパクト」のとりまとめをはじめ、地域振興のための文化政策を提言し、現在、公益社団法人企業メセナ協議会専務理事。アートNPOリンク理事、日本NPO評議員などをつとめ、アートNPOの活動を支援。横浜市を中心に創造都市の推進に携わる。東京都歴史文化財団エグゼクティブ・アドバイザー、文化審議会政策部会委員、埼玉県芸術文化振興財団理事などを兼務。著書に『社会とアートのえんむすび―つなぎ手たちの実践』(共著)ほか。2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
■パネリスト:菅谷幸弘
六原学区自治連合会事務局長。HAPS実行委員。
1952年、京都市の六原学区に生まれる。六原小学校、
洛東中学校、日吉ヶ丘高等学校を経て、龍谷大学に進学。2000年より、六原学区自治連合会事務局長。教育映像の販売を行う平安映画商会代表。
■パネリスト:須川咲子
Social Kitchenの運営メンバー。大学在学中から、フリーで写真展や、レクチャー・ワークショップ、政治プロパガンダプロジェクトを実施。2006年から「喫茶はなれ」を開始。2008年、ミケランジェロ・ピストレット主催のレジデンシーUniversity of Ideas(UNIDEE)に参加。イスラエル・パレスチナ問題を扱う40年間継続予定のプロジェクト「In 40 years」を、展覧会としてイスラエルのヤファで発表。「Place beyond borders」(Cittadellarte, 2009)参加。2010年にSocial Kitchenを立ち上げる。2011年には、「Alternating Currents」(Perth Institute of Contemporary Art, 2012)に参加。現在はSocial Kitchenをベースに様々な企画を実施している。
■picasom(ピカソム)
Social Kitchenを拠点として市民が自主的に運営している勉強会。読書会とトークイベントを中心に活動中。社会と個人とのよりよい関係を考察し、実践可能な行動力と批評性を兼ね備えた市民の育成を目的としている。AAF2013ネットワーク参加団体 HP:http://picasom.exblog.jp/