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京都の企業とアーティストの出会いを創出する「KYOTO ART TABLE 残す、つなげる、作り出す」
連綿と続くモノ・技術の複合的な文化資産を持つ京都。この京都にて文化を引き継ぎ、新しく開いていくプレイヤーである企業・アーティストを紹介し、その可能性を考えるためのトークイベントを開催いたします。第1部は鍵善良房15代目当主 今西善也さんと「KYOTO STEAM−世界文化交流祭−」アート・ディレクターの山本麻友美さんをお招きし、文化を「残す、つなげる、作り出す」ことについての対談を行います。第2部では京都を拠点としながら芸術の新しい表現形式を開拓しているアーティストをゲストに迎え、作品や活動についてプレゼンテーションを行います。

概要

「KYOTO ART TABLE 残す、つなげる、作り出す
日時:2021年12月3日(金)18:30〜20:30(開場18:00、閉場21:00)
   第1部:18:30〜 対談 
   第2部:19:30〜 アーティストプレゼンテーション
   ※1部と2部の間には休憩があります。鍵善良房さんのお菓子をお楽しみいただきます。
   ※プレゼンテーション終了後に参加者・来場者の交流の時間を設けております。
会場:Collabo Earth E9(THEATRE E9 KYOTO 2F)〒601-8013京都市南区東九条南河原町9-1
参加費:500円
定員:30名(要予約)
主催:一般社団法人 HAPS
協力:鍵善良房/Collabo Earth E9/THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
ビジュアルデザイン:永戸栄大
ご予約はこちらから:https://kyotoarttable2021.peatix.com/

プログラム

[dropcap color=green]1[/dropcap] 第1部:対談 18:30〜
今西善也(鍵善良房 代表)×山本麻友美(「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」アート・ディレクター/京都芸術センターアーツ・アドバイザー)

今西善也(いまにし ぜんや)

京都祇園にある菓子屋鍵善良房の長男として生まれ育ち、同志社大学を卒業後、東京銀座にある菓子屋にて修業。その後、家業を継ぐために家に戻り、2008年に父の意向で社長交代し、江戸享保年間より続く和菓子屋の15代目当主となる。連綿と続く京都の菓子の伝統を守りながらも、常に時代にあった菓子作りを心がける。2012年には祇園町南側に和菓子とコーヒーを楽しめる空間としてZENCAFEを、2021年には小さな美術館ZENBIをオープンさせた。1972年生。
 
山本麻友美(やまもと まゆみ)

フリーランス・キュレーター、アートコーディネーター。2021年度は「KYOTO STEAM−世界文化交流祭−」アート・ディレクター、京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)統括ディレクターを務める。2021年、京都芸術センターアーツ・アドバイザーに就任。これまでの主な企画やキュレーションに「東アジア文化都市2017京都 アジア回廊現代美術展」(二条城・京都芸術センター、2017)、「光冠茶会」(オンライン茶会、2021)など。研究者と実務家などで構成される「新しい文化政策プロジェクト」メンバー。
 
 
[dropcap color=green]2[/dropcap] 第2部:アーティスト・プレゼンテーション 19:30〜 小松千倫/谷澤紗和子/宮木亜菜/本山ゆかり/山城大督
小松千倫(こまつ かずみち)

撮影:石毛健太
1992年高知県南国市生まれ。京都市在住。音楽家、美術家、DJ。情報環境下における身体の痕跡と記録、伝承について、光や音といった媒体を用いて制作・研究している。主なパフォーマンスに「SonarSound Tokyo 2013」(STUDIO COAST、東京、2013)、「ZEN 55」 (SALA VOL、バルセロナ、2018)、「Untitled」 (Silencio、パリ、2018)、PUGMENT 「Purple Plant」(東京都現代美術館、2019)など。
 
谷澤紗和子(たにざわ さわこ)

写真提供:好書好日 撮影:平野愛
「妄想力の解放」や「女性像」をテーマした作品を制作する美術作家。主な展覧会に「Tatsuno Art Project」(日本美術技術博物館マンガ、クラクフ、2018)、「東アジア文化都市 2017 京都 アジア回廊現代美術展」(二条城、京都、2017)、「高松コンテンポラリーアートアニュアルvol.5見えてる景色/見えない景色」(高松市美術館、香川、2016)、「化け物展」(青森県立美術館、青森、2015)などがある。ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」に、刷音《SURE INN》として参加。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。
 
宮木亜菜(みやき あな)

撮影:前谷開
1993年大阪生まれ、京都在住。2016年Royal Collage of Artパフォーマンス専攻に交換留学、2018年に京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科彫刻専攻を修了。彫刻的な素材を扱ったものや、洗濯・睡眠・ピクニックといった実際の生活の中から見出した動きや空間性をもとにしたパフォーマンスなどを制作、体が持つちからを健康的に展開しようと試みている。主な展覧会に、個展「肉を束ねる」(京都市京セラ美術館、京都、2021)、「ドライブイン展覧会”類比の鏡 / The Analogical Mirrors”」(山中suplex、滋賀、2020)、「transmit program2020」(ギャラリー@KCUA、京都、2020)などがある。
https://www.anamiyaki.com
 
本山ゆかり(もとやま ゆかり)

1992年愛知県生まれ。2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。絵画をつくる/鑑賞する際に起きる様々な事象を解体し、それぞれの要素を見つめる作業をしている。主な個展に「コインはふたつあるから鳴る」(文化フォーラム春日井、愛知、2021)「称号のはなし」(FINCH ARTS、京都、2020)「その出入り口(穴や崖)」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2019)など。展覧会に「愛知県美術館 2020年度第3期コレクション展 」(愛知県美術館、愛知、2020)、「この現実のむこうに Here and beyond」(国際芸術センター青森、2017)、「裏声で歌へ」(小山市立車屋美術館、栃木、2017)などがある。
 
山城大督(やましろ だいすけ)

美術家・映像作家。映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない《時間》を作品として展開する。2006年よりアーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party」を結成し、全国各地で作品を発表。また、山口情報芸術センター [YCAM] にてエデュケーターとして、オリジナルワークショップの開発・実施や、教育普及プログラムを多数プロデュース。京都芸術大学専任講師。株式会社Twelve 代表取締役。豊中市立文化芸術センター プログラム・ディレクター。第23回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品受賞。

お問い合わせ

一般社団法人HAPS 担当:櫻岡(さくらおか)
Mail info@haps-kyoto.com
Tel 075-525-7525