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2011年の設立以後、アーティストを様々な面からサポートしてきたHAPSは、2020年に「HAPS HOUSE」をオープンしました。同スペースでは、HAPSがこれまでに行ってきた相談事業を拡張させ、アートと共生社会に関する相談事業「Social Work / Art Conference」(SW/AC)をすでに開始しており、今後は複合的な活用を検討しています。
この新たな拠点のお披露目イベントとして、スペースを開放し、HAPSの事業に関するパネル展示や映像上映などを行います。また、HAPS HOUSEの一部を一時的に配信スタジオとして使える空間に整え、現地に来ることの難しい方も参加可能なオンラインのトークイベントでHAPS の新たな実践について発信します。

HAPS HOUSEオープンデイ

2021年3月26日(金)・27日(土) 12:00〜19:00
入場無料・予約不要(状況に応じて入場制限を行う場合があります)
会場:HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1)
当日連絡先:075-748-8575
HAPS HOUSEのお披露目イベントとして、スペースを開放し、HAPSの事業に関するパネル展示や映像上映などを行います。

オンライントーク

2021年3月24日(水) 視聴無料・要予約 Youtubeにてライブ配信(各90分程度)
※会場での一般公開は行いません
[dropcap color=green]1[/dropcap] 17:00-「コーディネーション新時代」
中田一会(きてん企画室)× 奥山理子(SW/ACディレクター)

さまざまな人が集まるコミュニティの最前線で、プロジェクトの成就を目指し、人と人との間に立って奔走するコーディネートの仕事。近年では複数の分野を横断するような事例が増え、関わっていく中で思いがけず他の領域に近接していた、ということも。それぞれの活動をより豊かにするための「隣の専門性」との上手な付き合い方とは。現代のコーディネーションの必要性とその技術について見つめます。
予約はこちらから:https://hapsopenhouse-talk1.peatix.com

中田一会(なかた・かずえ)
株式会社きてん企画室代表、コミュニケーションプランナー。 1984年東京都生まれ、武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。出版社、デザイン企業などで広報PR職を勤めた後、2010年より公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京のプログラムオフィサー兼コミュニケーションデザイン担当に。アートプロジェクトに伴走する中間支援職として働く。2018年に独立し、個人事務所「きてん企画室」を設立。現在、福祉と創造にまつわるウェブメディアの創刊準備に奔走中。
 
 

奥山理子(おくやま・りこ)
1986年、京都生まれ。2012年みずのき美術館の立ち上げに携わり、以降キュレーターとして企画運営を担う。アーツカウンシル東京「TURN」コーディネーター(2015-2018)、東京藝術大学特任研究員(2018)を経て、2019年よりHAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」に参画し、相談事業「Social Work / Art Conference」ディレクターに就任。
 
Photo: Sepide Hashemi
 
 
 
 
[dropcap color=green]2[/dropcap] 19:00-「リフレクティヴ・トーク」
田中功起(アーティスト)× 遠藤水城(HAPS代表)

京都を拠点に世界的に活動するアーティスト・田中功起とハノイを拠点に活動するキュレーター・遠藤水城(HAPS代表)による「反省的」な対話。田中による新刊「リフレクティヴ・ノート」について、京都とハノイでの生活と実践、コロナ禍でのアート、コミュニティと創造活動など、幅広い論題を、緩やかに、ざっくばらんに話し合います。
予約はこちらから:https://hapsopenhouse-talk2.peatix.com
 

田中功起(たなか・こおき)
アーティスト。主な展覧会や映画祭にベルリン国際映画祭(2020年)、あいちトリエンナーレ(2019)、ロッテルダム国際映画祭(2019年)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017)などがある。2015年にドイツ銀行によるアーティスト・オブ・ザ・イヤー、2013年に参加したヴェネチア・ビエンナーレでは日本館が特別表彰を受ける。主な著作、作品集に『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014年)など。近年のテキストを集めた『リフレクティブ・ノート(選集)』(アートソンジェ、美術出版社)が2021年3月に出版される。
 

 
 
遠藤水城(えんどう・みずき)
1975年札幌生まれ。2004年、九州大学比較社会文化研究学府博士後期課程満期退学。現代美術のキュレーターとして国内外で数多くの展覧会を開催。2011年より「東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス」代表。国際美術評論家連盟会員。
 
 
 

主催・お問合せ

一般社団法人HAPS
075-525-7525(火曜〜土曜/10:00〜18:00) info@haps-kyoto.com
京都市まちじゅう文化芸術事業