毛原大樹「アナログメディアイノベーション ワークショップ」
2011年、地上波によるアナログテレビ放送が終了しました。私は、比叡山、生駒山から発信されるアナログ停波の瞬間から、新たに“アナログ放送”との付き合い方を考えようと思いました。まちには、使われなくなったテレビやアンテナ、ビデオデッキ、カメラ、ファミコン、がまだまだ転がっています。これらを活用して自分のアナログ放送局をつくり、京のまちを楽しく切り取る遊びを考えます。
概要
日時:2013年3月17日(日)14:00~17:00会場:HAPSオフィス
参加費:無料
(会場所在地:京都市東山区山崎町339)
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(アクセス:京阪清水五条駅から徒歩7分)
プログラム内容
◎レクチャー▼通信の種類と歴史
(離れた相手に情報を伝達するにはどんな方法がある?)
▼ラジオ黎明期の自由な”ラジオ”
(1920年頃、まだ”放送”という概念が無い頃のラジオの話)
▼自由ラジオがはじまった
(1970年のヨーロッパ “ラジオ”事情と1980年代の日本のとあるブーム)
▼インターネットと放送
(インターネットは放送を変えた)
◎実演
▼最も簡単なメディア「ミニラジオ」をやってみよう
(自分でつくる放送局を体験)
◎まとめ
▼デジタルとアナログ
(アナログメディアイノベーションを考える)
プロフィール
毛原大樹 けはらひろき東京芸術大学大学院美術研究科修了。
2005年のFMヨコトリ(大榎淳/上屋番)への参加をきっかけに、”自由ラジオ” や “ラジオ・アート”等の電波メディアに興味を持つ。廃校となった小学校(東京台東区)の教室をスタジオとして、自由ラジオ局「コジマラジオ」をスタートさ せた。以降、様々な人々が関係する現場として「町中アート大学」やコジマラジオのテレビ版「”最後のテレビ”」へと発展していく。現在では、全国のありとあらゆるシーンで微弱な電波を使った文化的な活動を行ったり、商店街振興策などさまざま話題を打ち出している。一見すると前時代的な道具を新しいメディアとして捉える制作活動も行う。