【協力イベント】崇仁すくすくセンター 挿し木プロジェクト 2022年度活動報告展

HAPSが協力するイベントのお知らせです。

概要

日時：2023年2月5日（日）～2月12日（日）10:00〜17:00
会場：京都市下京いきいき市民活動センター（うるおい館）1階ロビー（〒600-8207 京都市下京区上之町38番地）
入場料：無料
休館日: 2月7日（火）
主催：崇仁すくすくセンター実行委員会
共催：崇仁デイサービスうるおい／京都市下京・東部地域包括支援センター
協力：一般社団法人HAPS／京都市下京いきいき市民活動センター／京都みどりクラブ／崇仁自治連合会／崇仁児童館／崇仁発信実実行委員会
助成：国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」／下京区まちづくりサポート事業「SHIMOGYO＋GOOD」令和４年度採択事業／京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業

https://sukusukucentre.org

本展について

今年度の活動は、崇仁デイサービスうるおいのご利用者との挿し木を介したお話の聞き取りやワークショップのほか、地域内外の方々に向けた挿し木鑑賞会、挿し木の地植え場所の検討会など、多岐に渡りました。
また、今年度の大きな一歩となったのは、崇仁デイサービスうるおいの皆さんと、崇仁児童館のこどもたちが作った挿し木のちぎり絵を、地域の皆さんとともに、崇仁地域で生きていた植物から染めた糸を使って大きな土台に縫い付けたり装飾したりする「大きな旗づくり」の活動でした。2022年8月から毎週水曜日に、地域の方々に有志で集まっていただき、縫う作業だけでなく、時に、絵の具を使ってみたり、藍染めをしたり、手を動かしながらどういう素材や手法が一番よいか意見を出し合い、制作を進めてきました。目的は大きな作品を一緒につくることでしたが、週一回集まってたわいのない話をする場そのものが、どれほど豊かな時間だったか、今振り返ってみると私自身がいつも元気をいただき、前向きになれる力をいただいていたように思います。笑いの絶えない時間の連続の上に、崇仁すくすくセンター2020～2021の大きな旗が完成いたしました。この旗は、今後毎年開催する予定の挿し木鑑賞会の際に大空にはためかせたいと考えています。

本報告展では、この大きな旗とともに、崇仁デイサービスうるおいでの聞き取りやワークショップ、そのほかの活動についてもご紹介させていただきます。

2020年の４～８月に挿し木づくりをした挿し木たちは、今年度で丸２年が経ち、ずいぶん大きくなりましたが、管理が至らなかったことやわずかな環境の変化によってうまく成長できなかったものもあり、2022年12月の時点で、樹種10種42本になってしまいました。数は減ってしまいましたが、何とかこの42本の命を軸に、今後も丁寧に時間をかけて様々な活動を続けていきます。崇仁すくすくセンターは、まち全体を視野にいれ、挿し木たちの地植え場所について具体的に動いていけるよう、さらなる展開を図っていきたいと思っています。

2022年度、たくさんの方々と出会い、心の弾む豊かな時間が多くありました。活動を進めるにあたり、悩み、考え、実行委員会やまわりの方々に相談し、決断して進めてこられたこと、そして課題にしっかりと向き合ってこられたことを、とても誇らしく思っています。このように思えるのも、ひとえに、そばにいてご尽力やご支援をいただいています皆さまのおかげです。今後とも、本活動にご関心をもって、応援、ご協力、ご一緒していただけますことを心から願っています。

崇仁すくすくセンター実行委員会　代表　山本麻紀子

アーティストプロフィール

崇仁すくすくセンター（挿し木プロジェクト）とは？

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