【内容】
『奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2023』開催にあたり、現代美術振興の役割を担う若手キュレーターの発表の場として、はならぁと こあ 宇陀松山エリアにて現代美術の展覧会を企画・運営するキュレーターを募集します。
当芸術祭では2020年度から3年間、内田千恵キュレーターのもとで「地球に優しいエコロジカルな芸術祭」を全体のテーマとして開催してきました。各出展作家のコンセプトや作品素材をはじめ、ゴミを出さない運営方針や、環境に配慮した植物性インクや再生紙を使用した印刷物の使用など、様々な視点で地球環境について考察し、発信をしてきました。
2023年度以降も引き続きエコロジカルな運営方針は維持をし、全体テーマについてはさらに深化した視点を示したいと考えています。企画をご提出いただく際は、その点にご留意いただき、ご自身の「環境問題」についてのアプローチについてもご記載いただけましたら幸いです。

【対象分野】
今回メイン会場となる「喜楽座」は、重伝建地区内に芝居小屋が残る事例としては全国的に珍しく、宇陀キラ倶楽部が活用を強く望む建築物です。宇陀キラ倶楽部は、 当芸術祭開催を契機に「喜楽座」の効果的な活用の道筋をつけたいと考えています。また、宇陀の魅力を生かした作品やイベントの開催を望んでいます。近隣で開催される「宇陀松山薬草発酵博覧会」など地元イベントや、宇陀キラ倶楽部が独自に招聘を予定している演劇チーム(過去出展者)の公演などとの有機的な連携を期待します。

募集定員:1組
展示規模:メイン会場「喜楽座」他、屋内外合わせて3会場程度での展示やパフォーマンスを想定。
開催期間:2023年10月下旬から11月上旬 2〜3週間(要相談)
作品制作費:130 万円(キュレーション費、制作費、運搬費、交通・滞在費、諸経費等、作品制作に係る費用、全て含まれます)
※ただし、広報費(芸術祭全体チラシ/ポスターデザイン費、印刷費、SNS広報費、記録撮影費)、会期当日サポーター費は実行委員会にて負担。民泊など滞在先は応相談。地元まちづくり団体と共に事務局が調整。また、補助費の補充のために協賛の募集や助成金の申請など、各自でご対応いただくことは可能です。

【応募締切】2023年1月31日(火)必着

【WEB】https://hanarart.jp/news/archives/1772