HAPSスタジオ使用アーティストの宮木亜菜による展示のお知らせです。

概要

宮木亜菜:肉を束ねる
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20210629-20211010
日時:2021年6月29日(火)〜10月10日(日)10:00〜18:00
休館:月曜日(祝日の場合は開館)
会場:京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル (〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124)
料金:無料

概要

宮木亜菜は、自身が作品の一部となって展示空間に滞在するインスタレーションや、パフォーマンスの形式で作品を発表しています。日々の生活で生じる環境の変化や生への葛藤が制作の原点にあり、社会における私的要素と公共的要素との関係性に着目しています。京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで展示された《眠りのあきらめ》(2020年)では、私的な睡眠という行為を公共空間で考察するパフォーマンス作品を発表し、他者がいる空間で、自らが眠りにつく環境を整える実験ともいうべき取組が試みられました。自身の身体をある特定の状況に置くことで、その行動や動作、物質や人との関わりが空間にもたらす変容を考察しています。
宮木亜菜(みやき・あな)
1993年大阪府生まれ。2016年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート パフォーマンス専攻に交換留学。2018年京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科彫刻専攻修了。現在、京都府在住。近年の主な展覧会に「類比の鏡」(山中suplex、2020年)、「transmit program 2020」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2020年)、 「ゲンビどこでも企画公募2018」(広島市現代美術館、2018年)など。2017年度京都市立芸術大学作品展オリジン賞、2014年度京都市立芸術大学作品展奨励賞を受賞。