HAPSが協力する展覧会のお知らせです。
概要
7名のアーティストによるグループ展「踊り場と耕作」日程:2020年9月14日(月)〜10月18日(日)
会場:ホテル アンテルーム 京都 |GALLERY 9.5(〒601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7番)
入場料:無料
参加作家:加納俊輔、澤田華、髙橋耕平、多和田有希、堀井ヒロツグ、水木塁、麥生田兵吾
主催:京都芸術大学 美術工芸学科 写真・映像コース
協力:ホテル アンテルーム 京都、ニュイ・ブランシュKYOTO 2020、一般社団法人HAPS
https://hotel-anteroom.com/exhibition_cat/2778/
展示について
この度、ホテルアンテルーム京都内GALLERY9.5では、2020年9月14日(月)から2020年10月18日(日)まで、グループ展「踊り場と耕作」を開催いたします。本展は、アーティスト・髙橋耕平と、共に美術教育の現場に集うアーティストの協力により企画されましたが、写真・映像といった私たちにも身近な表現を媒体としながらも、それぞれが関心を寄せるテーマに基づいた多様な作品を展示予定です。踊り場と耕作-事始め
集,合,瞬,間,物,質,感,情,反,復,親,密,重,力,周,辺,解析,同,化,凝,視,魔,術,接,触,化,学,誤,配,代,替,痕,跡,遅,延…ここにある作品を、作家を、まとまりある言葉で的確に示し説明することを放り出するかのごとく、個々作品から見ることのできる要素の一部を言葉として置き、並べる。1つの言葉=1つの作品要素という訳ではなく、2人以上の、場合によっては全ての作品・作家を繋ぐ、串ざす、ゆるく包むこれら。作品から抜き出されバ ラ バ ラと、この紙面に置かれるこれらは、ロビーや通路を会場にした不規則な展示空間の中で再度モノに変換されてもバ ラ バ ラの姿のままだろうか。或いは継がれて「バラバラ」などと意味をなした形を持つだろうか。はたまた形同士が連-結し、ストーリーを紡いでいくだろうか。独立しているモノが繋がり、また離れ、時々飛び火しもながら連-関し合い、相互侵食をする。拒否や無視、抵抗なども含めた物同士の繋がりは、同じ場を共にすることで更にドライブし反応を引き起こす。しかしこれは物に限ったことではない。
「踊り場と耕作」は写真・映像メディアを主たる手法、起点とした7人のアーティストによるグループショーである。「踊り場と耕作」は、写真、映像を専攻する美術教育の場に集まった者達の“はみ出し”の場である。「踊り場と耕作」は休憩所であり、相談所であり、企ての場であり、様々な機能を持たすことができる場である。しかし何をすべきという規定がない場所でもある。偶然のバッタリとした出会いが起こる、それくらいの想定はあるが、今はとりあえず展覧会の形式を借りながらこの場自体を起こしてみる。そういう意味で「踊り場と耕作」はそのままの意味として、踊り場と耕作なのである。
髙橋耕平
10月3日(土)は、京都市内で開催される「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020」のサテライト会場として開催いたしますが、本展の開催に合わせ、物販コーナーにて学生、卒業生、教員、スタッフのブック等も展示、販売予定いたします。
是非、この機会に高覧くださいませ。