東京国立近代美術館で多数の展覧会やコレクション展示を手がけ、日本の近代・現代美術の今日における歴史性や文脈の更新を重ねてきた蔵屋美香氏をお招きし、自身のキュラトリアルな実践についてお話いただきます。
本トークは、キュレーターが自身に大きな影響を与えたアーティストについて語るレクチャーシリーズ”Can curatorial attitudes become form? “の7回目として企画したものです。今回は、蔵屋氏のキュレーションのスタイルから、個別のアーティストを取り上げるというよりも、作品が相互に形づくる布置の読み解きに焦点を当て、語っていただきます。
概要
日時:2017年2月17日(金)19:00-20:30会場:京都芸術センター 講堂
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
主催:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
共催:京都芸術センター
料金:無料
プロフィール
蔵屋美香 KURAYA Mika東京国立近代美術館企画課長。おもな展覧会に「ヴィデオを待ちながら:映像、60年代から今日へ」(2009年、同館、三輪健仁と共同キュレーション)、「ぬぐ絵画―日本のヌード1880-1945」(2011-12年、同)「高松次郎ミステリーズ」(2014-15年、同、保坂健二朗・桝田倫広と共同キュレーション)、「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」(2015年、同)など。2016年まで同館「MOMATコレクション」の構成を担当。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーション(2013年、アーティスト:田中功起)、Korea Art Prize2016審査員。
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