【協力展覧会】「egØ-「主体」を問い直す-」展

HAPSで協力している展覧会「egØ-「主体」を問い直す-」展が、4月29日よりpunto(京都市南区)にて開催されます。
会期中には、関連イベントのうち、「若手キュレーター・ミーティング」がOUR SCHOOLの企画としてHAPSで開催されます。

概要

本展は、80年代前後生まれの新進気鋭の作家10名の作品を通して、「主体の不確かさと再構築」という問題にアプローチするものです。バブル経済崩壊後の長期不況の閉塞感と、高度情報化社会のネットワークに囲まれて育ったこの世代の作家たちは、情報化・細分化された不確かな私たちの生のありように対して敏感に反応し、それぞれの視覚言語を用いて作品へと昇華させています。本展では、固有の身体や記憶を持った個体としての生、他者の言葉や行動の身体的トレース、情報の取捨選択や認知、物質との身体的接触、集合的・匿名的な想像力の包摂、私たちが日常生活を営む「日本」の文化的・政治的状況への批判的眼差し、アーティストという制作主体そのものへの問い直し、といった様々な局面において、揺らぎの中に立ち現れるものとしての「主体」のあり方を考察します。
展覧会タイトルの「egØ」は、「自意識、自我」を意味する「ego」と、「空集合(何も要素を含まない集まり、空虚)」を意味する数学的記号「Ø」をかけ合わせたものです。この発音が不可能な造語は、現代日本における主体の捉え方さ、言い難さを視覚的にも表現しています。

■期間 2014年4月29日(火・祝)-5月11日(日) 会期中無休
■開催時間 13:00-20:00(最終入場19:30)
■入場料/パスポート制 500円(会期中何度でもご入場いただけます)
■開催場所  punto (京都市南区東九条南山王町6−3)

■出品作家
厚地朋子、伊東宣明、菅谷奈緒、田中英行、中田有美、二藤建人、潘逸舟、彦坂敏昭、宮永亮、柳井信乃 
■主催 egØ展実行委員会
■協賛 資生堂 
■協力 Antenna Media 、つくるビル、HAPS、punto
■キュレーション 髙嶋慈

■URL http://egokyoto.tumblr.com/

■お問い合わせ先 egØ展実行委員会 egokyoto@gmail.com

会期中イベント

・オープニング・トーク 
4月29日(火・祝) 15:00-17:00 会場:punto
ゲストに片岡真実氏(森美術館チーフ・キュレーター)を迎え、参加作家を交えたトークイベントを開催します。

・クロージングパーティー
5月11日(日) 18:00- 会場:punto

関連イベント

・「芸術家十則をひたすら音読してみよう」
5月4日(日) 18:00-20:00 会場:つくるビル 103B室
京都市下京区五条通新町西入西錺屋町25 http://www.tukuru.me/
入場無料(仮面配布、動画による記録撮影有)
芸術家の名言で構成された独自の「芸術家十則」を、仮面をつけて1時間30分ひたすら音読するワークショップです。

・若手キュレーター・ミーティング
HAPSで開講される「OUR SCHOOL」のプログラムの1つとして開催いたします。
5月5日(月・祝)18:00-20:00 
会場:HAPS(京都市東山区大和大路通五条上る山崎町339)
参加費:500円 
*お申込みが必要です。 
申込み先:egØ展実行委員会 egokyoto@gmail.com
(お名前、ご参加人数、ご連絡先を明記してください) 定員:15名

モデレーター:遠藤水城(HAPSエグゼクティブ・ディレクター、インディペンデント・キュレーター) 
参加キュレーター:
イ・ハヌル(「Non-Linear/非線形プロジェクト《What’s Next?》」「ALLNIGHT HAPS:Non-Linear/ 非線型」企画)
髙嶋慈(「egØ-「主体」を問い直す-」「Project ‘Mirrors’ 稲垣智子個展」企画)
長谷川新(「北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI -交錯する現在-」「荒木みどり M←→m ヨシダミノル」企画)
山田麗音(「ALLNIGHT HAPS:公私混同のかたち」「PARASITISM」企画)

近年、展覧会企画を手掛けている若手キュレーターが集まり、キュレーションという行為について、課題やノウハウ、可能性を話し合って共有する場をオープンに設けます。
ディスカッションを通して、リサーチ、イベント、批評、アーカイブ、デザインといった多面性をもつキュレーションの可能性を探ります。