澁谷和子展 (PART-2)2000年から現在まで

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開催情報

【期間】2018年1月12日(金)~2月12日(月・祝)
【開館時間】10:00~17:00
【休館日等】月曜日(祝日の場合は翌日)
【料金】大人300円、学生200円

http://someseiryu.net/topic_page.html

会場

会場名:染・清流館
webサイト:http://someseiryu.net/index.html
アクセス:〒604-8156 京都市中京区山伏山町550-1 明倫ビル6F
電話番号:075-255-5301
開館時間:10:00~17:00
休館日等:月曜日(祝日の場合は翌日)

概要

 澁谷和子(1932年生まれ)は、京都市立美術大学で小合友之助(1898~1966)と稲垣稔次郎(1902~1963)に染織を学んだ。まだ女性が大学へ進むことが当たり前ではなかった時代だ。学費を得るため在学中から西陣織の図案のアルバイトに携わり、1957年に専攻科を修了後も染色を続ける一方、公募展などで作品を精力的に発表してきた。58年に京展で市長賞、64年には日展で特選を獲得するなど、早くから高い評価を受けた。 
 優れた色彩感覚と洒脱な画面構成が持ち味で、花鳥をはじめとする具象から幾何学的な抽象まで幅広い題材を、熟達した型染めの技法を中心に駆使し、布の上に鮮やかに定着させる。素材にフックや紙を取り入れたり、実用的な作品も着物にとどまらず洋装、陶芸、店舗の装飾まで手掛けたりと、作風の多彩さにおいても他の追随を許さない。98年に京都美術文化賞、2003年には京都市芸術功労賞を受賞した。傘寿を過ぎた現在も表現への意欲は旺盛だ。 
 60年間を超える澁谷の創作活動から、代表作を紹介する展覧会を昨年に続いて開催する。今回は2000年以降の作品を展観する。風景をテーマにした円熟期の大作から、かたちと色がますます自在に画面を彩る近作まで、優品の数々を通して澁谷の作品世界を堪能していただきたい。

深萱 真穂(染・清流館キュレーター)

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