平成29年春季企画展 幕末明治の茶の湯釜

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開催情報

【日時】2017年3月4日(土)-6月25日(日)
【料金】一般900円/大学生500円/高校生以下無料

http://www.seiwemon-museum.com/exhibition.html

会場

 
会場名:大西清右衛門美術館
webサイト:http://www.seiwemon-museum.com/japanese/main.html
アクセス:〒604-8241 京都市中京区三条通新町西入ル釜座町18-1
電話番号:075-221-2881
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日等:月曜日(祝日の場合は翌日)
  

概要

 
時は幕末。幕府は、勃興する尊王倒幕派と産業革命を遂げた欧米諸国からの圧力を受け、開国、大政奉還へと向かいます。近代文明の幕開けです。

人々は髷を切り落とし、自由と利便性とを手にしました。が、同時にそれは、のちに日本的情緒と手技が喪失されゆく端緒でもあったのです。古来の制度や慣習・地縁から解放されるとともに、人の心には個の孤独が芽生えました。

明治の廃仏毀釈によって多くの寺院や仏像は破壊され、伝統文化は危機に陥ります。茶の湯も例外ではありませんでした。

動乱に苦しみ、価値の大転換を経ながらも、茶の湯は、新たなあり方を模索します。釜においては、開化の影響を受けつつも江戸の風雅を残す優れた作が生み出されました。江戸の泰平期において爛熟に達した職人の技を、新しい意匠の創造に注げたことも勝因です。

今日。日本的な生活様式を知らない日本人へと、世代交代がすすみます。

消えゆく茶の湯釜の文化を抱えて叫ぼうとする時、前方に霞む幕末明治の茶人工人の後ろ姿を、いま一度、正面から見据えたいと思うのです。彼らは何を思い、何を残そうとしたのでしょうか。 

激動の最中を生き抜いた、釜と茶道具を展観致します。

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