キュレータードラフト2017『スポンテイニアス・ビューティー -作家のいない展覧会-』 キュレーション:笹原晃平

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開催情報

【期間】2017年2月18日(土) -3月26日(日)
【休館】会期中無休
【開館時間】10:00〜20:00
【料金】無料

http://www.kac.or.jp/events/20323/

会場

 
会場名:京都芸術センター ギャラリー北・南
webサイト:http://www.kac.or.jp/
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000
開館時間:10:00〜20:00
休館日等:会期中無休
  

概要

 
『スポンテイニアス・ビューティー -作家のいない展覧会-』は、そのタイトルが示す通り、特定のアーティストによる作品展示を行いません。その代わりキュレーター(企画者)・笹原晃平が「京都」という街を7つのセクションからキュレーション(企画)するという新しいタイプの現代美術の展覧会です。

「スポンテイニアス/spontaneous」とは、「なりゆき・自発的」という意味の英語であり、本企画では「なりゆきの美しさ」に着目してキュレーションを行います。「なりゆきの美しさ」とは、街の中で忘れられてしまったもの、捨てられてしまったもの、無くなってしまったもの、消えていってしまったものの中に眠っている美しさです。これらは、ある個人の内省や感情からわき起こるものではなく、地域やコミュニティといったより大きな集団から創出される類の美しさです。それを個人的な意図や作家性を極力排除して、キュレーションという技術を最大限に研ぎ澄まして構成することで、一つの「展覧会」という形で見せていきます。

本企画は、展覧会というある特殊な場において、これまでとは違ったスポンテイニアスな角度から、「京都」というある社会の一面を切り取りながら、同時にキュレーションや展覧会という方法論、そして作家性そのものに再考を促す機会となるでしょう。

笹原晃平(ささはらこうへい)

1984年東京都出身。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2007年よりインスタレーション作品の制作、プロジェクト作品の制作、展覧会のキュレーションなどの活動を行う。2007年《Home and Away》により川俣正賞を受賞。2008年《Soup and Recipe》でシティースケーパーズ・グラントを、2012年《P.I.V.O》で野村財団芸術文化助成を受給。国内外でのプロジェクト多数。
審査員プロフィール 難波祐子(なんばさちこ)

現代美術キュレーション。東京都現代美術館学芸員を経て、展覧会などの企画運営を行うI plus Nを設立。2016年より国際交流基金文化事業部企画役(美術担当)。著書に『現代美術キュレーター・ハンドブック』、『現代美術キュレーターという仕事』(ともに青弓社)。企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010)、「呼吸する環礁-モルディブ-日本現代美術展」(モルディブ国立美術館、マレ、2012)など。札幌国際芸術祭2014プロジェクト・マネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014キュレーター、「”TOKYO”-見えない都市を見せる」共同キュレーター(東京都現代美術館、2015)。

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