開館20周年記念  未来も新しくまた過去も新しい ―工芸の名品より

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開催情報

 
【期間】2016年6月11日(土)-2016年9月4日(日)
【開館時間】10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
【休館日等】月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)
【料金】一般900円(800) 大高生500円(400) 小中生無料
()は団体(20名以上)金額
障害者手帳をお持ちの方:300円

http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/31886/

会場

会場名:アサヒビール大山崎山荘美術館
webサイト:http://www.asahibeer-oyamazaki.com/
アクセス:〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話番号:075-957-3123
開館時間:10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日等:月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)
  

概要

「未来も新しくまた過去も新しい。」―柳宗悦
 民藝運動の指導者 柳宗悦(1889-1961)は、急速な近代化によって失われつつあった民藝の品々に着目し、これまで顧みられることがなかった伝統的なものにこそ美が宿っていると唱え、新たな価値をつくり出しました。
 柳の思想に共感し、民藝運動をあつく支援したアサヒビール初代社長 山本爲三郎(1893-1966)は、自らも中国や朝鮮、オランダの古陶磁を蒐集したほか、イランやウズベキスタン、ハンガリーなど、当時ではあまり目を向けられていなかった中近東や東欧の古陶磁を蒐集することで新しい美をもとめました。
 これら古きものの中に新しい美を見いだしていた山本は、同じく伝統的なものに範を得て、現代的な造形に昇華した河井寬次郎(1890-1966)や濱田庄司(1894-1978)など、同世代の作家たちによる未来へ向けた美の創造についても深い理解を持ちあわせ、生涯にわたって彼らの支援を続けました。
 また、ビール事業のほかにも数多くの先駆的な事業を手がけた山本は、文化への思い入れも強く、その支援対象は浅川伯教(1884-1964)の朝鮮古陶磁研究や、音楽方面など幅広いものでした。このような活動は、今では当たり前となった企業メセナによる社会還元の先鞭であり、山本の卓越した先見の明がうかがわれます。
 開館20周年を記念する本展では、「未来も新しくまた過去も新しい」をテーマに、山本爲三郎が新しい美をもとめて蒐集した各地の古陶磁の名品を中心に展示するほか、彼が未来を見据えて支援した同世代の作家たちによる名品を紹介し、山本の美意識と、芸術文化支援活動の業績に迫ります。
*「下手ものゝ美」大正15年9月19日 越後タイムス

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